木製家具をオーダーするときの流れとは
オリジナルの家具を作ってみよう
市販の木製家具にお気に入りが見つからないときはオーダーしてみてはいかがでしょうか。
また、世界に一つだけの木製家具にこだわりたい人もおすすめです。
オーダーの流れを知り、ずっと使い続けたいものを作ってみましょう。
まずは、業者を探しますが、担当者との相性や実績を見て好みのデザインがあるかどうかを判断基準にして決めると良いでしょう。
業者を決めたら打ち合わせをしていきます。
種類やサイズ、素材、機能性などの要望は、打ち合わせ時に全て伝えておくことが大切です。
話が進んでいくと、変更したい点があってもなかなか変えることができないからです。
打ち合わせが終わると、その内容に沿って図面を作成してもらいます。
見積もりや図面作成は納品後のアフターフォローにも役立つことがあるため、大切に保管しておきましょう。
工程を知っておこう
図面が完成したら材料を選んでいきます。
家具の大きさや使用する環境に適切な木材を選定していきますが、木材は様々な種類や特徴があるので、木材選びに迷ったときには、おすすめや最適な木材を選択してもらうと決めやすいでしょう。
次に、木取りをします。
この過程では原木を使う部材の形、目的に合わせて切っていく作業を行います。
そして、機械を使ってプレスや切り回し、小口仕上げなど加工をして、切り取った部材を組み立てていく流れです。
できるだけ金物を使って欲しくないなどの要望があれば、打ち合わせの時に伝えておきましょう。
次に、表面をカンナで削って滑らかな素地に仕上げます。
実際に手触りを確認しながら安全に使えるように削っていきますが、塗装後に木目が浮き立ち風合いが美しく保てるように行っていきます。
塗装は耐水性や耐久性を高めるためにコーティングをして、仕上げに金物やガラス、扉など付属品を取り付けて完成です。
このような流れで進んでいきますが、業者によってこだわっているポイントや作業内容が異なります。
イメージ通りのものに仕上がるように、しっかりと打ち合わせをして信頼できる業者に依頼することが大切です。
木製の良さ、魅力が伝わるものを作ってみてはいかがでしょうか。